先日、友人から妹さんが乳がんの手術をなさったとの事で相談を受けました。

友人は妹さんの今後の治療などについて調べてみたらしいのですが、「ネットで検索しても大量にありすぎて、どれがいいのか判断できず、伊佐美佐さんのことを思い出しました。」とのこと。

そこで私なりに調べてお話したのですが、参考になればと思いブログにアップしました。

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私ががんと宣告され闘病したのは41歳の時で、今から14年前のこと。
あの頃は、がんと聞くと死をイメージする方がまだまだ多かったように思います。

でも、今はがんの治療法が飛躍的に進歩し続け、治療して完治もしくは寛解となり、「がんサバイバー」として社会生活を送っている方が本当に多いです。
ですから、希望を持ってこれからの治療に臨んでください。

私は10年以上も前ですし、乳がんではないため詳細なことは分かり兼ねますが
自分の闘病から、アドバイスできるとすれば、「がん治療は情報がいのち」ということです。

私は特に珍しい希少がんの上に、既に厳しい状況でした。
ですから、自分の病気についてできる限り調べました。
まず、自分がどんな状態かを知ることが一番大切だいうのが実感です。

診察の際は、メモする、分からないことはメモしておき尋ねる等々
自分の病状を把握して納得して治療に臨む、というスタンスを心がけていたら
主治医にも伝わり、対応もいい方に進化したように感じました。

新たな治療の際は、考えられる最悪の状況についても説明を受けますが
敵を知って対処できる方が立ち向かっていきやすい。
「想定内だよ。」と思えば、一時落ち込んでも、後から気持ちもついてきます。
一番の不安は、敵の正体が分からず、もやもやした得体のしれない不安だと思います。
病気のこと、治療のこと、副作用のことなど分からないことをできるだけクリアにすることで、
不安な気持ちは随分と軽減されました。

私の情報源は医療機関のサイトなど、
きちんとした医学的根拠(エビデンス)を基に記載されているサイトです。
もうご存じかとは思いますが、下記にいくつか記載します。

がん研有明病院:がんに関する情報/乳がん

冊子/乳癌の治療をこれから受ける方のために

上記冊子はもういただいているかも知れませんが、かなり詳しく治療に対して記載があります。
P42(図5)には自分のがんの種類などを書き込む表などがあり、現状を把握するのに分かりやすいと思います。
以前私の親戚が、乳がんになり相談された際にもこれを紹介し大変役に立ったと言っていました。
何度か同席しましたが、冊子を介して主治医と話し合うなど、随分コミュニケーションが取りやすくなりましたよ。

国立がん研究センターがん情報サイト/乳がん

乳がんの冊子のPDF

腫瘍内科医 勝俣範之のブログ

上記は私の主治医の一人であった勝俣先生のブログです。
食事についてなどのことについても質問に答えてくれており参考になるのではないでしょうか?
また、分からないことがあれば質問にも答えて下さるようです。
他、参考になるリンク先も紹介されています。

ひとつ、患者会をご紹介します。
NPO法人 ブーゲンビリア
こちらは立川にある、主に乳がんの患者会です。
理事長の内田絵子さんはとても包容力のある素敵な方で、かなり精力的に活動し勉強なさっていらっしゃるので
治療で迷ったり心配なことがあったら、いいアドバイスがいただけると思います。
「しゃべることは癒すこと」というモットーでおしゃべり会なども定期的に行っています。

情報源としても、また気持ちを支え合う仲間もできます。
一度足を運んでみるのもとてもいいと思います。お勧めします。

もし抗がん剤治療をして脱毛するようでしたら、私の体験談も少しはお役に立つかも知れません。
ウィッシングキャップのHP→http://wishing-cap.com/→私の闘病体験→「抗がん剤治療」と「脱毛」私の場合・・・等も参考にしてみてください。

私達は、がんと宣告されたその時から「がんサバイバー」です。
「がんサバイバー」とは、がんと共に生き、自分らしく人生を生き抜くという強い意志を込め、
先輩諸氏が自らを表すようになった言葉だそうです。

妹さんも私も、がんサバイバー。少しでもお役に立てたら幸いです。
よりよい治療とよりよいQOL(生活の質)が得られますよう祈っています。

ご質問に答えられているかどうか・・・
一つの参考にしていただければ幸いです。応援しています。