夕方のニュースで、「歳をとると毛髪が薄くなる仕組みが解明された」として東京医科歯科大学の研究グループ(難治疾患研究所・幹細胞医学分野の松村寛行助教、毛利泰彰特任助教、西村栄美教授)の方々が記者会見をしている映像を見ました。

なんと?!朗報なり!!抗がん剤治療の副作用の脱毛にも効くのでは?!

…で、もう少し詳しく知りたいと思い東京医科歯科大学のHPを調べてみました。

詳細は東京医科歯科大学のプレスリリースをご覧ください。

毛は、毛穴の奥の毛包(もうほう)の中の「毛包幹細胞」が分裂を繰り返して毛になる細胞へと変わり、周期的に、生える→抜ける→生える→抜けるを繰り返しています。

年を重ねると薄毛になるのは、その「毛包幹細胞」が老化したりDNAのダメージが蓄積してくると毛包が縮みフケや垢とともに皮膚表面から脱落…言い換えると無くなってしまい、毛が生えなくなるということらしい。これを「毛包のミニュチュア化」と称していました。

「毛穴のミニュチュア化」→「毛穴の消失」・・・って感じでしょうか?なんかとてもイメージしやすいですね。

そのメカニズムに「17型コラーゲン」がとても影響していて、老化に伴ってコラーゲンが無くなると毛になる細胞も無くなる傾向を発見。脱毛を防ぐためには「コラーゲンがカギ!」とのこと。

東京医科歯科大学の西村栄美教授は「今後、脱毛を防ぐ治療薬を5~10年くらいで開発したい」とおっしゃっていました。

抗がん剤治療による外見の変化、特に髪の毛が抜けてしまうのは、一時的とはわかっていても治療よりも辛い…と感じること。ありますよね。

私が治療している際に「今は、吐き気止めがすごく進歩して随分患者さんの体は楽になったのよ~」と看護師さんによく言われたものです。それからも吐き気止めはどんどん進化し患者の私達にとっては本当に有り難いことです。

それと同じように、抗がん剤治療の副作用である脱毛も治療前に点滴して、症状をを抑えられるようになる日も来るかもしれない!そんな希望のあるニュースでした。